ソニーがスポーツデータ分析企業の買収

グループ内を通じてオランダのBeyond Sports（ビヨンドスポーツ）の買収を完了したのだそうです。

Beyond Sportsは、人工知能を使ったスポーツデータの分析と可視化、人間の運動科学に基づいた3次元（3D）アニメーション制作技術に関する高い技術を持っていて、ソニーは、こうした技術とノウハウを活用し、新たなエンターテインメント体験が可能なサービスの提供を目指すのだそうで、従来型のメディアのほか、メタバースも対象にするのだとか。

Beyond Sports

Beyond Sportsが手がけたアメリカのNHLの試合がYouTube等で配信され、大きな話題を呼び、この配信で、全選手はBeyond Sportsが「Blocky」と呼ぶボクセル調のアバターの姿で登場し、実際の動きがリアルタイムで正確にトラッキングされ、アバターたちが試合を繰り広げ、この取り組みは2021年のスポーツ・エミー賞（Outstanding Live Graphic Design部門）を受賞しています。

仕組みは、選手にセンサーを装着し、その動きをトラッキング、その上にアバター画像を重ねているのだそうで、これが全スポーツに浸透していくとかなり面白いことになりそう。

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